こんにちは。クロスカブのタイヤ交換の方法をご紹介します。
クロスカブのタイヤは、前後とも「2.75-17」です。
空気圧は、前輪:175kPa(1.75kgf/c㎡) 後輪:225kPa(2.25kgf/c㎡)です。
交換用タイヤを用意する(お好みで)
ミシュラン
MICHELIN(ミシュラン) バイクタイヤ M35 前後輪共用 2.75-17 47P REINF チューブタイプ 869610 二輪 オートバイ用
アマゾンでの評価は高いです。
硬いので交換しにくかった。よって、初めて交換するタイヤには向かない。かなり苦戦した。
10000kmも走ってしまったが、5000kmから7000kmくらいでスリップサインが出る。
IRC(アイアールシー)井上ゴム
IRC(アイアールシー)井上ゴム バイクタイヤ NR21 リア 2.75-17 4PR チューブタイプ(WT) 301492 二輪 オートバイ用
柔らかいので、タイヤ交換がしやすい。
柔らかいせいなのかグリップは良い。
比較的に早く減る気がする。
アマゾンでの評価は高いです。
CST(チェンシンタイヤ)
CST(チェンシンタイヤ) バイクタイヤ C6512 2.75-17 4PR WT
最初から履いているタイヤ。
悪くはないと思います。
硬さは普通。長持ち。
グリップ力もそこそこあると思います。
アマゾンでの評価は高いです。
賛否あるものの個人的にはお気に入り。
ダンロップ
ブロックパターンがかっこいい。
攻める人っぽい感じ。
硬さは普通。
他にもブロックタイヤなどもあるので、
お好みで選んでいただければよいかと思います。
使用する道具たち
私が使う道具です。
モンキーが写っていますが、スパナのほうが楽です。道具はお好みで、用意してください。
トルクレンチ
締付けトルクの規定で締めるのであれば必要です。
できる限り、規定の値で締めるようにしましょう。
とあるクロスカブのブログでナットを落下させちゃったという人の記事を見ましたが、
怖いですので。(無事について事なきを得たようです)
EMERSON(エマーソン) レンチセット トルク対応レンジ:28~210N・m [ 14/17/19/24mmソケット・21mm薄口ロングソケット・エクステンション付属 ] EM-29
十字レンチ
エーモン アルミホイール用クロスレンチ 17・19・21・21mm 3サイズ薄口形状 1492
スパナ
シャフトのボルト外す際、片側を固定するのに必要になります。
E-Value コンビネーションレンチセット ミリサイズ 6本組 EMS-06S
きっとお持ちでしょうからお持ちのを使ってください。
チューブ(交換用)
チューブに穴を開けてしまうと大変なので用意しておきましょう。
チューブも劣化するのでこの際に交換してもいいと思います。
CST(チェンシンタイヤ) チューブ 2.50/2.75-17 TR4 (70/90-17,80/90-17)
IRC(アイアールシー)井上ゴムバイクタイヤチューブ 2.75:3.00*90/90-17 バルブ形状:TR4 リム径:17インチ 25957B 二輪 オートバイ用
お好みで良いかと思います。
リムバンド
DUNLOP(ダンロップ)バイク用リムバンド 22-17 バンド幅:22mm ゴム厚:1.0mm リム径:17インチ バルブ穴センター 151535 二輪 オートバイ用
タイヤレバー(タイヤを外すのに必要になります)
DAYTONA(デイトナ) タイヤレバーセット オールインワン 92339
この道具は無いとちょっと交換は厳しいかな。
エアーゲージ(空気圧を見るのに必要になります)
私は、出かける用にも持っています。
たまに仲間から空気減ってない?って言われた時や
パンクした後の修理などで必要になるので。
空気入れ(自転車用で良いです)
キジマ(Kijima) 空気入れ(携帯用エアーポンプ) 302-318
私はツーリング中に空気が減ったり、
タイヤ交換した場合に備えて、
携帯用の空気入れを持っていっています。
この商品、チューブが外れるのでもう少しコンパクトになります。
ただし、あくまでも緊急用なので、自転車用に比べれば、空気の入りは少ないですね。
タイヤ交換(後輪)
ステップとしては、
1.ホイールを外す。
2.タイヤをホイールから外す。
3.タイヤをホイールに取り付ける。
4.ホイールを取り付ける。
となります。
私のやり方はちょっと独特なやり方があるので、予めご承知おきください。
タイヤ(ホイール)の取り外し方法
慣れないうちは、外す部品の位置は目印を付けておいたほうが無難です。
①チェーンカバーを外します。
難しくないので、省略します。
②ブレーキロッドを外します。
- まず、位置を覚えておきます。(私は後で、調整するのでそのまま外しちゃいます)
- アジャスターナットを外します。手で回ります。
- アジャストピンからシャフトを抜きます。
- アジャストピンを取ります。
③トルクリンクのナットをコッタピン(割りピン)を取ってから外します。
ワッシャー、ナット(M8)、シートラバー、ブレーキストッパボルトが取れます。
④シャフトを外します。
これしないと、リヤアクスルナットか空回りして、リヤアクスルシャフトが抜けず、永久ループとなります。
2.リヤアクスルシャフト(リヤアクスルナット)をゆるめ、シャフトを取ります。
外れるとこんな感じ
ここまでくれば、チェーンをスプロケットから外せは取れます。
ホイールからタイヤを外す方法
①タイヤの空気をしっかりと抜きます。
②虫ゴムを取ります(空気入れ部分の部品)
③チューブを新しいタイヤでも使う場合は、結束バンドにて締めます。
↑こうしておくと、チューブに傷をつけにくいからそうしています。
ただ、チューブも一緒に交換したほうが良いと思います。
あと、ビート部分を保護しておいたほうが良いかと思います。
先程紹介した
DAYTONA(デイトナ) タイヤレバーセット オールインワン 92339
であれば、セットでついてくるので
使ってください。
④タイヤレバーを入れて、タイヤを外します。
↑無理をすると穴が空いちゃうかもしれないパターンです。
取り付けるチューブに空気を入れて、穴が開いていないか確かめておきます。
新しいタイヤをホイールにつける。
①タイヤにチューブを入れ、結束バンドにて固定します。
白の結束バンドは取外し可能なタイプです。
黒の結束バンドは取り外し不可能なタイプです。
チューブがはみ出さないようにすれば、チューブに傷をつけてしまう可能性が低いということですね。
空気入れ部分はしっかり出しておきます。
マルニ工業 タイヤビード部用潤滑剤 ビートワックス40g B.PW-109
ビートワックス(ビードクリーム)をビート部分に塗っておくと
ビート部分が保護されたり、取り付けがスムーズのようです。
先程紹介した
DAYTONA(デイトナ) タイヤレバーセット オールインワン 92339
であれば、セットでついてくるので使ってみてください。
②レバーを使って入れていきます。
空気入れ部分を最初にホイールに入れておきます。
次にレバーで入れていきます。
結束バンドを使う方法は最後がとても力がいりますが、250ccクラスのバイクを引き起こすよりは力はいらないと思います。
こんな感じでタイヤがはまるので、あとは結束バンドを取り外していきます。
(タイヤには向きがあります。この写真は失敗パターンですので、確認してからやらないとこんなことになります_| ̄|○)
困ったら・・・
・チューブに穴を開けてしまう場合
私は下手で、チューブに穴を何回も開けてしまったので、結束バンドを使うようにしています。
おすすめできるかどうかはわかりませんが、
・ビートワックスを入れる時にタイヤに塗ります。
・なるべく足で、タイヤを踏みつけてタイヤホイールに入れます。最後までいられるようならそれが良いです。結束バンドを使うと入りやすようです。
・チューブを入れた時に、バルブがホイールのうまく穴に入らない場合
タイヤの中から、バルブをホイールの穴に通そうと思うとうまくいかないので、タイヤの上から押すような感じでやってます。
③空気を入れます。
空気は取り付けたあとで入れてもいいのですが、万が一、チューブに穴を開けてしまっていると、また取り外すことになりますので、最初に空気を入れて、空気漏れがないか確認します。
空気は、空気入れ等を使って入れます。
空気を入れたら、エーモン エアーゲージを使って空気圧を確認します。
空気圧は、前輪:175kPa(1.75kgf/c㎡) 後輪:225kPa(2.25kgf/c㎡)です。
ホイール(タイヤ)の取付
ホイール(タイヤ)を取り付けます。
これは、外したのと逆をすればいいですね。
リヤアクスルナットの締付けトルクは「59 N・m(6.0 kgf・m)」です。
新しいタイヤになりました。
タイヤ交換(前輪)
ホイール(タイヤ)の取り外し方法
前輪も後輪とほぼ同じですが、チェーンがない分、前輪のほうが楽ですね。
準備として、前輪を浮かせるために、荷台などに荷物を置いておいて置いて、
前輪を浮かせます。
外すのは3箇所です。(後輪とかぶりますので簡単にします)
①ブレーキ部分(アジャスターナットとアジャストピン)
②シャフト部分(フロントアクスルシャフトとナット)
③隠れていますが、スピードメーターケーブル部分(取り外しにドライバーが必要になります。)
全部取り外すとこんな感じになります。
新しいタイヤを取り付けていきます。
まとめ
タイヤをホイールから外したり取り付けたりする作業に、慣れないと時間がかかりますので、
時間に余裕をもったほうがいいです。
私は、チューブに何箇所も傷をつけてしまい、空気がだだ漏れましたw
近くにお店が無く、次の日に隣の県まで買いに行く羽目になりましたので、
はじめての方は、予備のチューブを予め買っておいたほうが良いです。
今は、結束バンドを使う方法にしたので、チューブに傷をつけてしまうことは少なくなりました。
もっといい方法があれば、教えてもらいたいです。
自分で取り付けられると、さらに愛着がわきますね。
ではでは~
コメント
タイヤ交換ですが、緊急時を除いて車庫で交換する時は普通の手順ですが
タイヤの耳の内側にもタイヤワックスを塗っておくと、組付け時ほぼ
レバーを使わずに入れることができます。私も最初はさんざん穴開けました。
タイヤを入れてからチューブを入れるので噛みこみに気を付ければ穴をあける
事は少ないと思います。問題は外す時ですね。
ノースフォックスさん、コメントありがとうございます。
私も最近、おっしゃる通りのワックスや潤滑油を塗ってやってます。
取り付け取り外しが楽ですね^^
もっと簡単にできる方法があればよいのですが。