さて金曜日はバイクと関係ありそうでなさそうな話です。
最近、いろいろと本が読みたくて、ブログやバイクそっちのけでキンドルで本を読みまくっています。
読書の秋って言いますしね。
で、たまたま、読んでいた本がとても良くって、その話をしたいと思います。
その本は、「人生の教養が身につく名言集」って本でして、
最初は、「どうせ、名言集を単に集めた本だろうな」って思っていたんです。
それでも、過去の偉人がどんなことを言っていたかも気になるし
まあ、ちっと見てみようと。
そして・・・うむ~、この本は良いですわ。
誰が書いたんかと思ったら、なんと、出川さん。(出川哲朗ではないよ)
出口 治明さんはライフネット生命保険の社長さんで、
以前、セミナーに来てくれて、お話を聞かせてもらったことがあるんですよね。
(本には少しばかり会社の名前が出てきますよ。)
人生をよりよくいくるためのヒントが満載で、
基本的に、大昔から、人間が悩むことは変わっておらず、
なるほどなと思えることが多々ありました。
ツーリングやバイクなどにもつながることがはじめのところに書いてあったので
ご紹介します。
「私は、「教養」や「品格」という言葉が実に嫌いです。
世間では、いろいろな知識や情報を持っている人が「教養」のある人とされることが多いようです。
ただ、この言葉の使われ方でしょうか、なんだか一見格調は高いものの、
それでいて上っ面なだけのニュアンスを感じてしまうのです。
教養とは、けっして、そのようなつまらないものではありません。
教養とは人生を面白おかしく、そしてワクワクさせてくれるツールです。
本を読んだり、人から話を聞いたり、旅に出たりする中で、
さまざまな新しい気づきを得て、自分の中の「知っていること」、
つまり「自分の辞書が」が増えていく。
これが教養の入り口であり、そのようにして、「自分の辞書」が1つ、
また1つと豊かになっていくことで、自分の世界が広がっていくのです。
そしてそれはまた、自分の「生きる選択肢」「人生を楽しむ選択肢」
が増えていくことであり、選択肢が増えれば、人生の面白さや生きやすさが
まるで変わっていきます。
例えば、ワインについて何も知らない段階では、レストランでワインリストを見ても、
単なる文字の羅列しか見えず、何を選んだらわからない・・・となりがちです。
そこで仕方なく、お店のスタッフのお勧めを言われるがままに注文する。
こんな具合に、「自分の辞書」が豊かでなければ、選択肢も少なくなり、
自分が楽しめる範囲も狭くなってしまいます。
一方、いろいろなワインを飲み経験を重ね、それぞれの味を知り、
またブドウの種類やブドウの栽培と土壌や天候との関係、製造方法、
美味しい飲み方・・・などなど、ワインについて自分で学び続けていくとどうでしょう。
ワインリストを見たときにも、そこの書かれている文字が、
それぞれに「意味あるもの」として目に入ってくるはずです。
そうなればしめたもの。
その日の気分だったり、一緒に飲むメンバーだったり、その場の雰囲気だったりで、
「今日はこれかな」と自由に選ぶことができます。
みなさん、それのほうが人生楽しいと思いませんか。
私は、教養とはそういうものだと考えています。
自分の彩り(いろどり)を豊かに、ワクワク愉しく(たのしく)してくれるもの。
そうした人生を送りたいと思ったら、学ぶこと、
つまり教養を身につけていくことは、非常に強力なツールになるのです。」
人生の教養が身につく名言集―――「図太く」「賢く」「面白く」より引用
ライダーのみなさんならわかると思いますが、
バイクのことや旅のことで話が盛り上がるんですよね。
それって、そういう知識や情報があるからなんです。
ツーリングもただ単にバイクに乗って走っているだけではなく、
その地域の風土や食べ物のこと、気象のこと、文化のこと、歴史のことなど、
いろいろ知っていると更に楽しいってことです。
私も、行ってみて初めて知ることがいろいろあるんです。
特に歴史はちんぷんかんぷんなんですが、石碑とか読むと
そういうことがここであったんだなって知ることができ、
教科書を読むより納得するんですが、
最初から知ってたら、もっと良かったなって思うこともあるんですよね。
特に江戸時代から明治時代あたりは、そういった建物や建造物が
文化遺産などとして保存されていたりして、
看板や石碑に書いてあることも多いですよね。
ツーリングや旅からいろいろ知ることができました。
本の中でも、教養を増やす方法には3つしかないと書かれていまして
その3つとは「本」、「人」、「旅」だそうです。
インターネットなどは、本の部類に入るそうで、
SNSは人です。
旅やツーリングは教養を増やすためにはもってこいということですね。
(私は増えているのかやや不明です)
でも、旅をしたことで、多くのことを得られたことは、このブログでも言っているんですが、
もっと早くから旅をしておけばよかったかな?とも思ってます。
ただ、この旅は、できれば一人旅のほうがよりいいでしょうね。
自分で計画を立てて行くってことです。
大勢のバイク仲間と行ってどんちゃん騒ぎは教養としてはだめなやつです。
自分でやる、つまり、自分で生きていくというのは、「自立」というと思うんです。
一見、自立できているようで、意外と自立できていないところもあるんです。
例えば、サラリーマンは、会社から給与をもらっていますから、
自営業の人たちから見れば、自立できていないわけですよ。
「自立」の反対は、「依存」です。
依存は、楽なことかもしれません。
でも、いつまでも、依存しているものがあるとも限りません。
依存しているものが無くなったら、大変なことになります。
会社、家族、薬などを始め、コンビニ、インターネット、ゲームなど
依存しているものがあるんです。
例えば、そういったことが何かの拍子に無くなったり使えなくなったり
すると、立ち行かなくなるんです。
自立(自分で生きていく)というのは、大変なことなのですが、
そうことができるようにしておくことが大事かなと思います。
そのためにも教養を身につけたり、技術を身につけたりすることも
必要かなと思います。
ここ数年、私もツーリングばかり行ってはブログを書いていたのですが、
本を読んだり、知識を増やしたり、他のことの挑戦したりして、
自分を成長させたいなって思ってきていまして、
もしかすると、ブログの更新が少なくなるかもしれません。
あ、もともと少ないけどねw
自分に合ったいい本でした。
人生の教養が身につく名言集―――「図太く」「賢く」「面白く」
連休何も考えてなかった_| ̄|○
みなさまは、安全に連休楽しんでくださいね^^
ではでは~
コメント
自分も昔から自営業の方は本当に凄いと思ってました(もちろん今も)!
時代の流れに一番影響されやすく、不安定要素が常に付きまとい、そこで判断を誤れば一巻の終わりなので間違いは許されない、超常的なバランス感覚が必要ですからね。
それを思うと、サラリーマンは会社に守られているので楽です。
時代の流れを波に例えると、自営業は小舟でサラリーマンはタンカーといったところでしょうか⁉️
分かりにくい表現で、大変申し訳ありませんm(_ _)m
まのぴーさんも、ご自分を成長させたいという前向きな考えは素晴らしいです?
自分の会社のように、半日近く働かされて帰って食事→寝るだけで、働く以外何も考えさせないようなクソで最低な会社とは大違いです。
今でも充分、ブログ内容は濃いですが、また成長したまのぴーさんのブログは、例え回数が減っても減った分だけ内容は特濃になるでしょう‼️
マサさん、コメントありがとうございます~
ツーリングは楽しいです。でも、人生それだけでいいのかと自問自答です^^;
私がこのブログをやっている一つの理由として、これからバイクに乗られる方がどこかに走りに行こうって持ったときに、このブログがちょっとでも役に立てば良いかなと思っていることなんです。
でも、本当に役に立つのかなって問いたときに、どうなんだろうと。もっと自分を成長させるために時間を使ったほうが良いのではないか?と悩んでいます。もしかすると、時間の割り当て方がちょっとおかしいかもしれないと思いまして、そのあたりを調整したほうが良いのかなって思っています^^;
まのぴーさん、むちゃくちゃ真面目ですね?
しっかり役立ってますよ?
下手に自分で知らない長野県ツーリングをするよりも、現地在住のまのぴーさん発信の生きた情報が得られる詳細版ツーリングマップルですよ‼️
でもまのぴーさんが生真面目だから、これだけの内容のブログが書けるんですよね‼️
自分だったら、一回のブログにこれだけの情報処理はネタと精根尽き果てて絶対に無理ですね~?
でも、自己啓発本の情報だけでも頭でっかちになるし、ツーリングばかり(すみません、自分のことです?)でも「あ~、楽しかった♥️」で終わります。
自分ごときがまのぴーさんの全てを知り尽くしているわけでもないのに、偉そうなことを言って大変申し訳ありませんが、自分も若い頃は人間関係でかなり悩んで対人恐怖症みたいになり「これでいいのか⁉️」と思って自己啓発本をよく読みましたが結局疲れてしまい、「もう自分は自分だし、これでいいや‼️」と開き直り、それ以来自己啓発本は全く読まなくなりました。
もちろんまのぴーさんと自分は社会的、個人的な立場が違いますから何とも言えませんが、変に思い詰めると悪い結果になってしまうので、今回の自分のコメントへのまのぴーさんのご返信を読んで、
ちょっと心配でした?
マサさん、ご心配ありがとうございます^^
真面目だとか考え過ぎとかよく言われますw
と言っても、ガリ勉のような感じではないですけど^^;
どうやら、高い目標設定をしてしまったり、どうあるべきかということを考えてしまったりする傾向にあるようですね。
自分で自分を苦しめているところがあるのかもしれません。
マサさんのコメント、人生の先輩として非常にありがたく読ませていただきました。
そう言っていただけると嬉しい限りです^^
自分では適当な人間だと思っていたんですが、
もうちょっと力を抜いても良いのかもしれませんね^^