なぜ長野県ばかりをツーリングをするのか？

今回は、「なぜ長野県ばかりをツーリングをするのか？」というお題なのですが、
実は、ツーリングを特に長野県にこだわっているわけではないんです。
その訳もこれからお話するとして、
言い換えると、「なぜ地元ばかりツーリングをするのか？」ということと同じになります。

さて、皆様がご存知の通り、かなり長野県に特化したところばかりに
行っているんですが、自分でも何だろうと考えてみると・・・
・・・なんだろう？(笑笑）

気づき

Ninja250に乗っていたときは、地元には目もくれず、
遠くばかり行っていたのです。
「せっかくなら普段行けないところへ行こう」とか
「近くを走ることに意味があるのか？」
と思っていました。

特に長野県には海がないですから、
ツーリングに行くとしたら「やっぱ海でしょ～」とかね。

また、私は都会にものすごく憧れてを持っていて、
都会で働きたいなとも思っていますし、
都会に行くといろいろあって楽しいし刺激的です。

「自然＝いなか」って感じで思っていて、
自然についての大切さはわかっていたものの、
身近な自然の素晴らしさについてよくわかっていませんでした。

あまりにも自然が身近でしたし、
この風景や景色が当たり前だと思っていたので、
退屈というか、代わり映えしないつまらない景色だと思っており、
都会のきらびやかな景色に憧れを持っていなんだと思います。

そういうこともあって、バイクに乗る前にもビーナスラインはよく行っていましたが、
みんなが言うほどあんまり良さがよくわかっていませんでした。

若い時に、ある会社の社長のボンボンがアメリカから帰国して、（遊びに行っていた）
当時勤めていた会社に研修に来ていたので、（自分の会社を継ぐための修行）
ビーナスラインに連れて行ったら、いたく喜んでおりまして、
「日本にもこんなところがあったのかと行ってました」
私からすればアメリカのほうが良くないか？と思っていた次第です。

身近なところにもいろいろと良いところがあると気が付き始めたのは、
いろいろなところへ行き始めたここ数年のことです。

こういうことを言うと失礼になってしまうかもしれませんが、
遠方の絶景と呼ばれるところや観光スポットにいろいろ行き見てみて、
確かにとても良かったし楽しかったんですが、
近くの場所もそれほど悪くないんじゃないか
と思うようになったのです。

それで、近くを走るようになったら、
地元民でありながら意外と知らなかったというか、
知っているようで知らなかったことに衝撃を受け、
自分の無知ぶりを反省しつつ、
もっと身近なところから知ってみようという気持ちになったわけです。

長野県が特別良いわけではない

自然もいいなと思ってきましたが、
決して、長野県が特別良いと思っているわけではないですし、
他の県が劣っているのかというとそういうことでもないです。

そういった比較することに意味はなく、
もっと自分の周辺の自分がいいなと思うところを探すことに
主眼をおいているのです。
だからといって、他に行かないということでもないです。

どの本だったか忘れましたが、
「他人の人生と比較するほど愚かなことはない。」
ということが、とても的を得ていて、他のことにも言えます。

つまり、不幸になりたければ、他人と比較すればいいということですが、
私も知らず知らずのうちに人と比較して「はぁ～」ってなってることがありますので、
意識的に気をつけないといけないなと思います。

私はブログのランキングに参加しているのですが、
おそらく、このランキングを強く意識している人は、
かなり辛いはずです。
へっぽこだしなー、こんなもんかなーってくらいがちょうどいいかもです。

地元にはこんな良いところがあるなって思っていたほうが幸せかもです。
それは自分自身にも言えて、こんな長所があるなとか、
こんなにいい人に囲まれてるじゃんとか
思っていたほうが人生幸せかもしれません。

もし、そんなブログに共感してもらえる方が一人でもいらっしゃったら
幸せでございますm(_ _)m

幻想

私は、以前、お遍路をして四国88箇所回りました。
その時に四国の人は基本するものだと思ってましたw（んなわけない）
そう考えると、長野の人は全員スキーが出来るとか、
長野の人は寒いのが平気だとか、
長野の人はみんな山が好きとか
勝手なイメージを作り出してしまうんですね。

だから、私が都会が最高に素晴らしいと思っていたのも、もしかしたら
だいぶ盛っている勝手なイメージだったかもしれません。

楽しいし、便利なことは間違いはないです。
でも、都会は都会なりに良いところがあれば
悪いところもあるんだと思います。

快適な環境、便利な世の中

快適な環境、便利な世の中を求めていますし、
楽をしたいし、苦労はしたくないと思っています。

そうしようとすればするほど、自然からは程遠くなっていくような気がします。
それは経済が発展していく過程では仕方のないことかもしれませんが、
長い人類の歴史から言えば、すごく短い出来事で、
あまりにも早い変化に私たちの精神や肉体は追いついていないのではないかと思うことがあり
ます。

私は1日座りっぱなしでパソコンに向かっていますが、
座っていることは楽ですが、そういったことってやっぱり自然なことではなくて、
自然ではないことをしているので、朝、腰が痛くなるんだと思います。

今の社会から、自然に100％戻ることは難しく、
私も、テクノロジー（エアコンとか）が無くては生きられないので
せめて、いくつかの休みのときくらいは自然に接していたいなと思うのです。

同じ景色は2度とない

季節によって景色は変わりますよね。
日本は春夏秋冬ありますから、草木の成長、色づきなどで違いますし、
天候や気温、湿度によっても違います。
時間によっても、朝昼晩と違います。

仮に砂漠だとしても、風が吹いていますから、
砂山も形を変えています。

暗闇でも、月や星は動いています。

そう思うと、私たちは2度とない時間を過ごしているんですね。

人生は2度とないので、
本当は少しの時間も無駄にすることはできません。
どんなことに時間を使うのかは個人の自由ですが、
私は、この世の中にいる間に、
見られるものは見ておきたいなと思うのです。

もし、あの世があるなら、いろいろな景色を思い出して
再びツーリングを楽しもうかなと思います。

ではでは～

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