バイク9モデル、燃費表示に誤り（ヤマハ）

ヤフーニュースをご覧を見た方もいらっしゃったと思いますが、
ヤマハのバイク9モデルにカタログの燃費表示に誤りがあったようです。

Yahooニュースより

「ヤマハ発、燃費表示に誤り＝バイク9モデル、計2万7000台」

ヤマハ発動機HPより

「カタログ等での燃費表示（WMTCモード値※）の誤りについて」

対象となったバイクに乗っている方は、残念な結果になってしまって心中お察し申し上げます。

まあ、やっちゃまったものは仕方がないので、今後、起きないようにしっかり反省していただくとして、今回問題になった「WMTCモード値」ってなんだ？ってことです。

WMTCは「the World-wide Motorcycle Test Cycle」の略で、直訳すると「世界的なオートバイテストサイクル」とでもなるんですかね。まあ、よくわからなけど、問題ないですｗ

WMTCモード値とは、国連自動車基準調和世界フォーラムにて作成された世界統一基準（GTR)ということらしいです。

WMTCモードは、発進、加速、停止などいろいろな走行パターンを含むため、実際の運転に近い方法で、燃費が計算されるようです。

今までは、「定地燃費値」という方法でした。

「定地燃費値」は、平坦な直線の舗装路を時速60km（50cc以下は時速30km）で走行し、測定する燃費のことらしいです。

定地燃費値は楽ってことです。

つまり、「WMTCモード値」より「定地燃費値」のほうがいい燃費が出るってことですね。

今回問題になった「ジョグ/ジョグデラックス」と「ジョグプチ」を見てみましょう。

[ジョグ/ジョグデラックス]

[60km/h定地燃費値] 69.7km/L（30km/h） 1名乗車時
[WMTCモード値] 52.2km/L（クラス1） 1名乗車時

[ジョグプチ]
[60km/h定地燃費値] 69.7km/L（30km/h） 1名乗車時
[WMTCモード値] 52.2km/L（クラス1）1名乗車時

はやり、発進、加速、停止などいろいろある分、WMTCモード値のほうが悪くなりますね。

せっかくなので、クロスカブも調べてみましょう。

ホンダ「クロスカブのスペック」

[定地燃費値（60km/h）] 62.5km/L〈1名乗車時〉

[WMTCモード値] 67.9km/L　( ﾟдﾟ)オイ！（クラス 1）〈1名乗車時〉

[WMTCモード値] のほうが良くなってるぞ？ｗ

間違ってないですよね？

それとそんなに走るんだね。

さすがクロスカブ！

ではでは～

マサより:

YAMAHAも、今世間を騒がせてる偽装工作でなければいいんですけどね?

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