長生きをしてバイクに乗る体力がなくなったら

日常生活

金曜日の記事はバイクに関係無さそうで、関係ない記事でございますので、
バイクの記事を見たい方は別の記事へゴー

 

先日、最先端の免疫療法について講演を聞く機会に恵まれました。
講演の内容はCAR-T療法に関してなのですが、
講演を聞いていて思ったのは、こういった技術が確立されれば、
より人は長生きになる人が多くなるんだろうなってってことなんです。

 

CAR-T療法についてはこのあと説明するとして、
この技術ばかりではなく、あらゆるところで病気に関しての研究開発が行われていますので、
多くの人が長生きになっていく可能性が高いです。
自分は早く死ぬと思っていたけど、
長生きすることも視野に入れておかないいけないのかもしれません。

 

そう言えば、医師に余命を宣告されて、
死ぬこと前提で、お金を使っていたら、
結局死ななくて困ったという方が記事になっていました(=_=)

 

人生の三大リスク

ファイナンシャルプランナーの勉強の中で、
人生の3大リスクというのがありまして、
①働けなくリスク、②早く死ぬリスク、③長生きをするリスク
というリスクがあるのです。

③の長生きするリスクって意外だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
長生きするということはそれだけお金がかかるんです。
幸いなことに日本は、年金やセーフティーネットがあるので、
まだ他の国に比べれば良いのでしょうが、
キツキツの生活になるかもしれません。

生きていてもキツキツの生活なら嫌だなって思ってしまいます。

 

 

ノーベル賞の免疫抑制効果

京都大学特別教授の本庶佑(ほんじょたすく)先生が、
免疫抑制効果をもつ「PD-1」分子を発見した功績により
ノーベル生理学・医学賞を受賞しました\(^o^)/スゴーイ

 

何を発見したのかと言うことを簡単に説明しますと、
私たちの体は悪い奴ら(ウィルスや細菌など)が侵入した際に、
それらをやっつけてくれる免疫という機能があります。

免疫機能にもいろいろな機能がございまして、
常にパトロールして悪いやつを発見してやっつけてくれるやつや
悪いやつを発見したら出動して本部の指示よりやっつけるやつとかおります。
こいつらを攻撃部隊とでもしておきましょう。

 

ところがですね、悪いやつを発見しても、
なぜか攻撃部隊が攻撃せずに沈黙させられてしまう
さらに悪い奴らがいるんです。
警察が悪い奴らが見えてないのと一緒ですわ。
つまり、悪い奴らがどんどん増えていってしまうんです。

 

この悪い奴らがガンなんです。

 

本来なら攻撃部隊がガンを排除しなければいけないんですが、
攻撃部隊は、なぜか攻撃をせずに自分が自滅しちゃうんです。
なので、がん細胞が排除されず増えちゃうということになります。

 

なぜ、そんなことになってしまうのか?

単純に自分の細胞だから認識できないのかなって
思っていたんですが、どうやら、
そうではないようなのです。

ということは、
攻撃部隊の働きを抑える何かがあるのでは?
と研究をしていたのです。

そして、がん細胞が攻撃部隊を抑えるメカニズムを先生は明らかにしたのです!

そもそも、攻撃部隊は相手を攻撃するんですが、
攻撃相手なのか敵なのか味方なのかを見分ける仕組みがなければ
何でも無差別に攻撃してしまう可能性があります。

攻撃部隊は、味方を攻撃しないようにブレーキ機能がついているんです。
実は、がん細胞はこの機能を悪用してブレーキを踏んでるんですね。

 

私が攻撃部隊だとすると、威勢よく悪い奴らをやっつけにいきます。(えいえいおー)
しかし、女の子と手なんかつないだらそこから攻撃意欲がなくなっちゃう
という機能が備わっています。
悪い奴らはにせ女の子の手を使いましてね、
私とお手手を繋がせておいて攻撃できなくするんです(くそー、なんて卑劣な)

でも、その理屈がわかっていれば、
先に私と男の手を繋がして他の手と繋ぐことを阻害しておけばOKです。(ちょっと嫌だけど)

女の子と手をつなぐことを阻害する薬を小野薬品工業が開発したんです\(^o^)/

効かない人もいるんですが、よく効くとがんが無くなってしまうくらいすごいお薬なのです。
(めっちゃ高いです)

 

ちなみに攻撃部隊はT細胞と言われています。

 

 

CAR-T療法

そして、本題なのですが、最先端の免疫療法は、
このT細胞(攻撃部隊)を体から取り出して、
人工的に特定のやつだけ攻撃できるように改造しましてね(遺伝子改変技術で改造しちゃう)、
また元の体に戻して、がん細胞をやっつけようって魂胆です。
これをCAR-T療法と言います。

 

つまり、改造したT細胞での療法ってことです。(正確にはキメラ抗原受容体発現T細胞療法)
血液のガンでは効果が出ているものがあるのですが、
普通のガンではまだまだ研究の段階で各国や各製薬会社がしのぎを削って研究開発しているんです。

ここまでなんとなくご理解いただけたら、もう最先端です。

 

いつまでバイクに乗れるのか?

かなりの確率で長生きする可能性が出てきていますが、
長生きになるのは良い反面、いろいろと問題や課題も出てくるのです。
例えば、ただ長生きするって言ってもやることもなく
長生きだと暇ですし人によっては苦痛だと思うんです。

かといって、働こうと思っても、体は衰えますから、
筋力や体力が必要なものは難しいと思います。

バイクも同じで、バイクの乗れればツーリングにでも行けるんですが、
体力が衰えてくると結構乗るのが厳しいと思うんです。

ましてや長距離はかなり厳しくなってくるので、
近場になるでしょうし、
体力を使わない趣味も持っていたいなと思う次第です。

バイクのブログを書いておきながらなんちゅーことを言うんだということですけど、
今のところブログを書くのも趣味の1つでして、
そう考えれば、乗れるうちに乗って、行けるうちに行って、
やれることはやっておくことが記事のネタにもなるので
自分にとっては良いことですね。

バイクに飽きるかもしれないですし、
バイクに乗れなくなる事情もできるかもしれないですし、
人生はわかりません。

ボクには足はないけど夢がある! どん底でつかんだ生き方の極意 (角川フォレスタ)

今読んでいる本なんですが、バイク事故により20歳の時に
足を切断せざる負えなかった方の本です。
父親がバイク好きでその影響でバイク好きになるが、
バイク事故が起きた。こんな体になってしまったために自暴自棄になり、
成功を追い求めいろいろやってみるが結果うまくいかず、どん底へ。
しかし、実は幸せは足元にあったことに気が付き、今まで起こった数々の点が線で
結ばれ、どん底から復活したという話です。

 

幸いなことに私の体はちゃんと動いていますので、
この方のような経験はないのですが、
考えてみると、私も少なからず波乱万丈な人生かもしれません。
ただ、人生は終わりまでわかりませんので、
人生の終盤になったら、結局どういう人生だったのか
まとめておきたいものです。

誰に見てもらうことを期待するわけではありませんが、
人生の経験や体験をブログに書いて人生を総括してみるのも
楽しいかもしれないなと思った次第です。

 

あんまり長生きはしたくないけど、
そうなってしまうのかもしれないので、
そうなっても楽しく生きられるように、
今からちょっとずつ考えても良いかもしれませんね。

 

まとまらない話ですいません。
ではでは~

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この記事を書いた人

血液型:0型
所在地:信州(長野県)
バイク:Ninja250、クロスカブ
自己紹介:クロスカブに乗るへっぽこ40代ライダー。バイクのことは詳しくないけど、ツーリングが好き。長野県を中心にツーリングに出かけています。ITも好きなへっぽこITエンジニア。個人投資家ダメリーマン。Ninja250でお遍路中にコケるもなんとか11日間で全部回ってみたり、クロスカブで信州から四国までフェリーを乗り継いで1日で行って見たり、ボロボロになりながら、ツーリングライフを楽しんでいます。

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コメント

  1. マサ より:

    なかなかの内容でしたね‼️
    危うく頭が出火寸前でした?
    長生きしてバイクに乗れないのは辛いですが、シニアカーでツーリングしたりして?
    確かに癌を治す薬は素晴らしいですが、やはり薬代が問題ですね~?
    また、もし長生きしてバイクに乗れなくなったら、果たしてその時に自分は何を生き甲斐にしているのだろうか?
    非常に考えさせられますが、やはりその時になってみないと分からないかも…深い‼️

    • まのん より:

      コメントありがとうございます~
      ちょっと難しかったですかね(汗)
      まあ、その時に考えてもいいですかね(笑)
      薬代についてですが、日本の場合は、
      高額医療費制度と言うのがありまして
      月何千万かかっても、月数万円だけの負担なります。
      しかし、困るのは国の方です。
      小野薬品工業が開発したPD-1阻害剤(オプジーボ)が
      財政が破綻する可能性があるとの批判から
      例外的に薬価が大幅に引き下げられたという経緯があります。
      画期的なお薬を作ってもこういうことになってしまうので、
      国民は嬉しいのですが、製薬メーカーはたまったものではない
      という状況になっています。