阿智村から辰野町へ行きます~
ここから伊那谷編(上伊那郡)に入りました。
辰野町の基本情報
人口:18,909人
世帯数:7633世帯
面積:169.2km2
状況マップ
場所(googlemap)
辰野町のツーリングスポットや観光など
ツーリングロード
・有賀峠
ルートは通勤や抜け道としても使われる道ですが、信号もなく走りやすい道です。
・牛首峠
権兵衛トンネルがなかったら、バイクなら使うかもしれないルートですが、結構辛いルートです。
辰野側から山頂までは田舎道で、山頂付近から塩尻側は山道って感じの道です。塩尻側は細いですし荒れた道です。
レッカーで運ばれる時に運転手さんが誤ってココを通ろうとして「せまい!」と言ってギリギリで回避しました。そういう道です。
・塩嶺王城パークライン
しだれ栗森林公園へ向かうルートです。短いルートではありますが、塩尻側まで行くと諏訪湖が一望できる駐車場があり夜行くときれいです。
キャンプ場があり、静かでオンシーズンもそれほど混雑していなかったので、穴場かもしれません。
横川渓谷
秋にトレッキングすると良い渓谷ですね。
無料の「蛇石キャンプ場」があり、キャンプを楽しむことが出来ます。
キャンプ場には、川が流れていて、川には蛇石と呼ばれる天然記念物があるので、間近で見ることができます。
蛇石とは、粘板岩に貫入した閃緑岩の岩脈が横川川の川底に露出している。その岩脈に直交して、ほぼ等間隔に石英脈が入っている。石英脈の入った岩脈が蛇腹のように見えるため、「蛇石」と呼ばれている。(wikipediaより)
ということで、珍しい石なのです。
私が見た感じは、見えなくもないようなって感じでした笑
誰でも触れてしまうので、時々、傷つけられたという記事を見ますが、ホントやめてと言いたいです。
キャンプ場は、無料だからなのか、ちょっと整備が行き届いていないところもあるので、上級者向きと言っても良いかもです。
松尾峡・ほたる童謡公園(ほたる)
辰野町と言えば、ホタルー!(げんじ蛍)
町のイメージキャラクターもぴっかりちゃんという「げんじ蛍」の妖精となっています。暗闇の中で光るホタルはきれいですね。
童謡公園の先の天竜川を渡ったところで見られます。
ホタルがたくさん光るコンディションがあって、うまく見られるとものすごい数のホタルの光の乱舞が見られます。すごいです。
(最近では人の数のほうが多いのではないかと思うくらいですが。)
辰野のホタルはだいたい梅雨時期ごろに見られます。
同時にお祭りも開催されていて、2週間という長期間開催されています。
日本の中心とゼロポイント
そんな辰野町ですが、厳しい時代もありました。
辰野町には、飯田線の辰野駅がありますが、元々、中央本線の駅でした。
当時は飯田線との乗換駅でもあり、人の移動・物流などの中心的な要所として栄えていました。
しかし、岡谷-塩尻間の時間短縮のために塩嶺トンネルが作られ、岡谷-塩尻間はほぼ直通となり、辰野駅を含めた辰野町を通る必要が無くなったことから、特急は走らなくなり、普通電車の便も減り、辰野-塩尻間はワンマン電車となるなどで、トンネルの開通から人の移動・物流が減り、辰野駅周辺は衰退の一途で、寂しくなりました。
そんな辰野町ですが、まだまだ中心となっているものがありますよ。
実は「日本の地理的中心」なのですねー(ゼロポイント)
単に真ん中くらいにあるからでしょ?って思った方、グラウンド10周!(でもある意味正しいかも)
緯度経度が記載されている地図を見てほしい。
北緯36度00分00秒
東経138度00分00秒
の交差地点が辰野町にあるのだー
地図がない方は、下記の国土地理院の地図をご覧くだされ。
もう1つ、近くに「日本中心の標」というものがございます。
日本の中心ということなのですが、日本の中心は解釈によってまちまちになってしまうので、なんともなのですよね。
今回は、ゼロポイントへ行きますー
ちなみに山の中です。
マニアックな当サイトですから、そこへ行きますよー
林道を上がっていきます。
ちゃんと看板が出ていますね。
(それはそれで残念なような気もしなくもないです)
左の方へ進んでいくようですね。
経度と緯度が00分00秒で交わるところが、な、なんと40箇所も国内にあるようです。
考えてみれば、日本の領土は陸地は少ないものの、海上を合わせるとかなりの広さになりますから、それだけあっても不思議ではないですね。
あかん、舗装もされていないダートコースとなっていますね。
オンロード車はきびしいかもです。
クロスカブはオフ車ではないのですが、とりあえず行ってみます。
駐車場に付きました。
覚悟はしてましたが、ここからは歩きです。。。
何か気に貼ってありますね。
身の危険を感じます。。。
山道を歩いていきます。
茸山も気になりますが、先を急ぎましょう。
もうすぐかと思いきや、げげ、まだ800mもある・・・
ん?一杯水?
美しい水ですか、どんな感じですかね。
うーん・・・飲めるのかな?
危険w
お腹を壊すかもしれないのでやめておきましょう~
ゼロポイントは、右側のようですね。
木が倒れており、行く手を塞いでいますが、乗り越えていきます。
あと、280mです。
だいぶ来たと思ったら、ここから、急な斜面を下っていくことになります。
あと50m!
結局、急斜面。
来ましたー
ここが恐らく、ゼロポイント。
グラグラするのであまり触らないことw
さて、本当にこの地点が
北緯36度00分00秒
東経138度00分00秒
なのか、GPSで確認してみましょう。
誤差が小数点以下5桁レベルですので、ここで間違いなさそうです。
ここで昼食とする!
そして、おにぎりで占領する!
こんなことして良いのわからないですが、
これから役場へ行きましょう~
ちなみに、日本一、海から一番遠いところは、佐久市にありますよ。
日本中心の展望台
役場に行くんじゃなかったのか?と思った方、ココを見て。「ピカッ」(記憶抹消)。
日本中心の展望台へ行きます。
またしてもダート・・・
たぶん、辰野町はお金がないんだと思います。(確信)
標識も大変なことになってるし。
これはオフ車じゃないと辛いかも。すでに辛い。
もうすぐです。
来ましたー
高いところ苦手ですが、行ってみます。
辰野町がよく見えます。
見晴らしが良いですね。
では、今度こそ役場へ行くぞー
(役場に行くのにかなり遠回りしましたね。すんまそん)
辰野町へ
嵐の翌日です。
虹が出ていますよ~
が、
たいへんなことになっています!
普通の道路が、オフロードになっています。
うぁー大惨事です。。。
そんな中、私は何をやっているのか・・・
と思いつつ、先に行きます。
辰野町役場
辰野町役場に来ましたー
カーテンで閉まっているのがちょっと悲しー
建物はちょっと古いですかね。
隣が消防署というのは良いかもですね。
図書館も隣接しています。
では、次に進みましょう~
Next(次)
箕輪町(残り20市町村)
編集後記
地形的に塩尻・岡谷・諏訪・伊那への分岐する場所にあり、どこにでも行けるという立地なので、普通は便利で繁栄しやすいのですが、いかんせん地形的にあまり平地が少ないことや、塩尻・諏訪・伊那のほうがいろいろなお店があることなどから、パススルーされやすい町となっています。
大きな工場や商業施設もそれほどないので、税収的にも厳しいのではないかなぁと想像してしまいます。
鉄道の件もあり、なかなか向かい風の状況ですが、今後に期待しましょう。
ツーリングルートとして、塩尻方向(国道153号)を書かなかったのですが、松本方面に行くなら、信号も少なく走りやすいので、一度走ってみてもいいと思いますよ。
ではでは~
こちらもよろしくです。
コメント
ゼロポイントアピールが凄いけど、展望台までの道のりも違う意味で凄い(x_x)
まずは展望台までの道を何とかしよう、辰野町?
マサさん、コメントありがとうございます~
山の中の林道なのでしょうがないですね^^;
みんなが行ってくれれば、もしかしたら、いい道になるかもです^^