バイク屋さんが開催する洗車教室へ行ってきて、洗車方法を教えてもらいました。
Ninja250(250cc)とクロスカブ(原付二種)をそれぞれ別の時に教えてもらいましたが、
基本一緒です。
1.道具の準備
道具を用意します。
- スポンジ
スポンジですが、黄色い普通のスポンジを使っていませんか?
硬いので、ボディーに傷がつきやすいです。
こんなような柔らかいスポンジを使ってくださいね。
Surluster(シュアラスター) 洗車用スポンジ ウォッシングスポンジ S-70
- シャンプー
汚れは泡で落とします。泡立ちが良い物を選んでください。
バイクの場合は、車よりも面積も少ないので、いいものを選んでくださいね。
SONAX(ソナックス) カーシャンプー グロスシャンプー 314300
通常、洗剤は、界面活性剤のより汚れを落とします。
となれば、食器用洗剤でもいいことになりますが、
食器用洗剤は、油やタンパク質を落とすための
添加剤が入っていたりします。
中には、漂白剤やアルカリ剤も入っていたりしますので、
専用のものがよいですね。
また、研磨剤が入っているシャンプーもありますが、
ソナックスのカーシャンプーは、研磨剤が入っていません。
また、陰イオン界面活性剤を使っています。
陰イオン界面活性剤は、比較的に使われている活性剤となります。
陽イオン界面活性剤は、髪を洗うシャンプーや柔軟剤など、比較的に弱い洗浄能力となります。
ドイツ本国でSONAXの製品はフォルクスワーゲン、メルセデスベンツ、BMW、アウディ、ポルシェなど誰もが知る一流メーカーに純正採用されています。
出典:https://www.okamoto-sangyou.co.jp/sonax/company.html
- ワックス
- タオルや吸水性タオルなどバイクを拭くもの
通常のタオルだと、吸水性が悪いので、吸水性の高いタオルを使っています。
アイオン(AION) 拭き取りクロス プラスセーヌ L ブルー
使用した後、ケースにちゃんと入れておかないと、乾燥して固くなります。
ただ、水につければ、元に戻ります。
実は、10年位使っていますが、ダメにならないですね。
- チェーンオイル、潤滑油など
通常使っているもので良いです。 - ホースなど
高圧洗浄機は汚れがひどい場合など、使うと楽ですが、気をつけないとトラブルを招きます。
水が高圧でかることを想定していません。例えば、エアクリーナーの吸気口やマフラーなどです。
バイク仲間は、シール(ステッカー)が剥がれました笑。
2.作業の準備
基本、バイクは雨で濡れることが前提に作られているので、水がかかっても大丈夫ですが、
洗車の場合は、想定していない場所や角度から水が強くかかる可能性もあるので、
できるだけ、配慮しておきます。
- 鍵は抜いておきます。
- バイク用ETCは基本防水仕様なので、濡れる心配はありませんが、心配ならカードを抜いておきます。
- USB電源が取り付けてある場合は、ビニール等で水が掛からないようにします。
- マフラーについては、多少水が入っても大丈夫のようです。
洗車後にエンジンを掛けて、水を飛ばしてしまいます。
水でホコリや砂などをよく落とします。
これをしないと、スポンジで洗った時に、スポンジに細かい砂が入ることがあり、
そのままの状態で擦ると、傷がついてしまうためです。
バイクの下のほうから見て確認しましょう。
基本、泥は下から上、前から後ろ、タイヤの回転方向等へ跳ねます。
どこに泥が飛びやすいかを考えて、水で流しましょう。
写真をとっておくと後で洗車前と洗車後を比較できます。
3.洗う順番
基本的に上から下へ洗います。
これは、水や汚れがが上から下へ流れるからです。
そして、大体、前から後ろへ向かって洗っていきます。
当たり前ですが、バイクは前から水がかかることを想定していることから、
前から水をかけて行ったほうが、
例えば、マフラー等に水が入ることが少なくなります。
順番です。一例ですので、お好みで洗っていただければ良いと思います。
バイクによっては、下記の部位が無かったりしますので、飛ばしてもらえればいいです。
- 水をかけて、ホコリや砂をよく落としておきます。
- タンクを洗います。
特に傷がつきやすいので、気をつけます。 - ウィンドシールドを洗います。
- 計器類やハンドルを洗います。
- アッパーカウルやビキニカウルなど、フロント部分(前方部分)を洗います。
- シート、リアシート、シートまわりを洗います。
- サイドカウルを上から下へ洗います。
- 下回りやタイヤなど泥がつきやすい部分を洗います。
スポンジを別のものに変えて行うのも良いです。
砂等がスポンジに入ると、傷がつくことから、
古いので構わないので専用のものがあったほうがいいです。
上記の順番は、上から下へでかつ、傷かつきやすい部分、傷がついたら嫌な部分から汚れやすい部分や泥がつきやすい部分の順番です。
4.仕上げ
水をよく拭きます。
暑い日などは、水が乾きやすく、跡が残ることがありますので、速やかに行います。
バイクを拭くのに下記のような吸水性のものを使うと、水をよく吸い取り乾くのが早くなるので、非常に便利ですね。
塗装部分をワックスで仕上げます。
ワックスの機能として塗装面を守るということがあります。
長く乗るのであれば、塗装面にはワックスをしておきたいところです。
5.メンテナンス
チェーン等に潤滑油を差しておきます。
チェーンは特に錆びやすいので、濡れたらメンテナンスをしましょう。
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