各バイクメーカーを比較してみました。
目次
ホンダとヤマハとスズキとカワサキの売上と台数の比較(データ)
メーカー | ホンダ(HONDA) | ヤマハ(YAMAHA) | スズキ(SUZUKI) | カワサキ(KAWASAKI) |
---|---|---|---|---|
二輪車 | 2014/4/1-2015/3/31 | 2014/1/1/-2014/12/31 | 2014/4/1-2015/3/31 | 2014/4/1-2015/3/31 |
連結売上台数(国内) | 20万台 | 12万台 | 7.2万台 | 1.5万台 |
連結売上台数(全体) | 1074万台 | 580万台 | 141万台 | 58万台 |
売上台数(国内) | 20万台 | – | 7.2万台 | – |
売上台数(全体) | 1777万台 | – | 176万台 | – |
生産台数(連結) | 1024万台 | 588万台 | 109万台 | 不明 |
連結売上金額(国内) | 725億円 | 460億円 | 224億円 | 132億円 |
連結売上金額(全体) | 1兆8241億円 | 1兆円 | 2548億円 | 2824億円 |
1台あたり売上(国内) | 36万円 | 37万円 | 31万円 | 88万円 |
1台あたり売上(全体) | 17万円 | 17万円 | 18万円 | 49万円 |
出典、データ元
https://www.khi.co.jp/ir/news/presentation_1504.pdf
https://www.suzuki.co.jp/ir/library/businessreport/pdf/busrepo_149-2.pdf
https://global.yamaha-motor.com/jp/ir/report/pdf/2014/2014report.pdf
https://www.honda.co.jp/investors/library/financialresult/2014/Financial_Result_2014_4q_J.pdf
https://www.honda.co.jp/investors/library/report/2014/2014-yuho-91.pdf
https://global.yamaha-motor.com/jp/ir/security/pdf/2014/2014_security.pdf
https://www.khi.co.jp/ir/pdf/y_192.pdf
https://www.suzuki.co.jp/ir/library/valuablesecurities/pdf/h27_3.pdf
バイクメーカー別日本国内のバイクの売上数と売上金額の比較
データだけ見ても、わからないので、グラフにしてみました。
日本国内に限定しました。
日本国内のバイクの売上数と売上金額の比較です。
直近決算からですと、
1位:ホンダ
2位:ヤマハ
3位:スズキ
4位:カワサキ
でした。
さすが、ホンダです。
ところが、よく見てみると、不思議なところがあります。
カワサキのところです。かなり、段差があります。
つまり、1台あたりの売上単価が高いということになります。
バイクメーカー別日本国内のバイクの売上高と1台あたりの比較
面白い結果が出ました。
カワサキが国内4位なのですが、1台あたりの売上が88万円と驚異的です。
カワサキの場合、「モーターサイクル&エンジン事業」となっていて、
純粋にバイクだけではなく他のことも混じっています。
よって、他の製品も合算した売上から、計算してしまうため、厳密には正しい数字ではないかもしれませんが、
でも、大型車が主力ということがわかります。(まあ、スクーターや原付とか主力じゃないですしね)
たしかに、カブがいっぱい売れても、利益という意味では、数を売らないと厳しいかもしれませんね。
円高だと日本で生産するのは厳しいかもしれません。(日本で生産して欲しいけど)
大型車は、利益率がいいため、売れるとどんと利益が出る構造です。
大型車は、当然、高級車となるため、日本での生産が戦略的にも良いでしょう。
カワサキが、なぜ、H2,H2Rなどを出すのか、経営戦略的にもこのあたりが見え隠れします。、
データからもよくわかります。
ただ、大型車や高級車がいいことばかりではなく、不景気になれば、真っ先に売れなくなります。
車と一緒ですね。カブのような小型のバイクが好まれます。
バイクメーカーの従業員に関する比較
従業員情報
従業員数(連結) | 20万人 | 5万人 | 6万人 | 3.5万人 |
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従業員数(単体) | 2.3万人 | 1万人 | 1.5万人 | 1.6万人 |
従業員数(二輪関係) | 2514 | 6626 | 1930 | 1969 |
年収 | 768万円 | 714万円 | 626万円 | 722万円 |
平均年齢 | 44.5歳 | 42.3歳 | 39歳 | 38.5歳 |
平均勤続年数 | 23.5年 | 19.1年 | 16.6年 | 13.8年 |
これは、面白いほど、はっきりと傾向が出ました。
私は、平均勤続年数が長いほど、従業員満足度が高いと考えていますので、
恐らく、従業員が働きやすい、福利厚生が整っているなど、社員に手厚いと考えられます。
とは言うものの、カワサキがダメかというとそうではありません。
平均年齢や平均勤続年数は、若い人が入ってくると下がります。
年収から見ても、かなりいいです。羨ましいですね。
まとめ
各メーカーとも、バイクの普及に頑張ってください。
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