長野県を初めてツーリングする際に気をつけたい10のこと

ツーリング

長野県を初めてツーリングする際に気をつけたいことを一覧にしました。

 

山の方では都会ではありえないことが起こることがありますので、気をつけてくださいね。

 

 

①動物が道に居座っている。または、へんじがない。ただのしかばねのようだ・・・

道に動物が居座っていることが時々あります。
特に、残念ながら車に引かれてしまってお亡くなりになっている動物がいることも多いです。

 

ネコが多いですが、この前はたぬきが居座っていて驚きました。
慌ててバイクを降りて、追い返そうとしましたが、なぜかたぬきの腰が重いw
後続車の車がたぬきに気が付かず、30cmくらい横を走っていったので、私も肝を冷やしました。

 

 

バイクが踏みつけてしまうとかなり危ないので、朝の運転は特に注意が必要です。

 

 

 

②動物が道に飛びててくる。シカでした。

動物がよく飛び出てきます。
ネコ、鹿、たぬき、キツネ、リス、サルなどいろいろな動物がいますよ。

朝晩、道に出てくることが多いです。
長野県ではないのですが、朝、走っていたらシカが何匹も出てきて、シカと並走したこともあります。
このまま一緒にツーリングへ行くかと思いました。

 

鹿は大きいのでぶつかるとかなりあぶないです。
車や電車がぶつかることがたまにあるのですが、バイクは倒れますので危険です。

 

サルも時々見られますが、奴らのほうが素早く逃げますが、鹿は車両が来ると留まることが多い気がします。

 

 

 

③落石。石が道に転がっている。

車を乗り始めた時、落石の標識がどうして必要なのかわからなかったのですが、バイクに乗って理由がわかりました。

走っている最中に落石ということは少ないのですが、山道で石が転がっていることがよくあります。

特に雨が降った後は注意が必要です。

ビーナスラインですら石が転がっていることがあり、踏みつけて、コントロール不能になりました。
コーナーに転がっていたので、そのまま、崖下に落ちるところでした。
バイクが浮き上がる時間は一瞬なのですが、スピードが出ていると、数メートル進んでしまうこともあり危険です。



④松本走り

初めて聞いた方にご説明すると、長野県の松本周辺で見られる強引な右折等の運転方法と言われています。
ただし、長野県全域で見られると思われます。

 

つまり、通常、交差点では直進車が優先なのですが、右折車が優先して走って行ってしまうことです。

 

具体的にどんな走り方かというと・・・

 

(1)信号が青になったら、右折車が早めに発進して、右折する。
(2)交差点で対向車が左折するついでに、並んで、右折する。
(3)信号が赤になっても、前の車について右折する。
(4)直進車がいても、隙あれば、右折する。

 

つまり、右折を優先して走るのです。

 

なぜ、そのような走り方があるかというと、交差点での渋滞を起こさないためです。

 

都会と違って、右折専用レーンが無いことが多いので、
交通量が多い交差点で右折車がいると、渋滞してしまうのです。

 

渋滞を起こさないための走り方なのですが、知らない方が見ると驚きますし、右折車だから待つだろうと思っていると危ないです。

 

交差点ですり抜けをすることがある場合は、特に気をつけましょう。

 

 

 

⑤朝晩の温度差が激しい。

特に春秋は、温度差が10度以上になります。大きい日だと15度以上になります。

 

2017年5月5日の諏訪の気温を気象庁のデータから作ってみました。

朝冷え込んで、昼向かって急上昇というのがわかりますね。
夜急激に冷え込むことが多々あります。
温暖差が大きいと20度位になります。

 

北海道も寒いと言われますが、実は、温暖の差は長野県よりは無いので、体は楽なのですね。

 

 

服装がなかなか難しいところですが、風を通さない格好や温かい格好ができるようにしたいところです。

 

 

 

⑥寒いよ~。私のオヤジギャグ。

先ほどと似ていますが、ここでは、寒さに焦点を当てます。
寒さは季節的なことと標高的なことがあります。(私のオヤジギャクは除く)

 

長野県の冬が寒いことが周知の事実ですが、春秋でも朝晩は寒いです。

 

また、ツーリングに行かれるところによっては、ビーナスラインも含め、標高2000mを超えるところがあります。
標高2000mを超えると、夏でも寒いくらいのことがよくあります。

このときは6月なのですが、かなり寒かったです。

 

 

菅平高原は標高1300mくらいですが、諏訪と比べて4~5度くらい違うのがわかりますね。

 

一般的に100m標高が上がると、気温が0.6度下がります。

 

諏訪からビーナスラインを使って美ヶ原高原美術館へ行ったと仮定すると・・・

 

諏訪(観測所)が約標高760mで、美ヶ原高原美術館が標高約2000mですから、その差は1240mなので、
計算上は7.44度の差があるということです。

山の上は寒いわけですね。服装には気をつけましょう。

 

ときどき、雲海が見られます。

 

 

⑦峠道。タイトなコーナーや急な坂道。

長野県ばかりではありませんが、タイトなコーナーや急坂が存在しています。

 

例えば、いい道が続いていたけど、頂上付近から、急にコーナーがタイトになるというところが多々あります。

 

杖突峠、有賀峠、麦草峠・・・など、頂上付近を堺にガラリと道が変わるところがありますので、気をつけましょう。

 

 



⑧落ち葉。落ちた枝。

秋は紅葉が綺麗ですが、落ち葉もすごいです。

その上に雨が降ると最悪で、葉っぱの上を走るとスリップすることがあります。

 

また、暴風雨の後や台風が過ぎた後は、葉っぱや枝、砂利などがひどいことがあります。

 

山道をオンロード車で走る場合は、前日の天気も確認しておいたほうが良いですね。

 

 

 

⑨凍る道。私のつまらないギャグで凍る場。

冬にバイクで長野に来ることは無いでしょうが、春はあるかもしれません。

春でも氷点下に下がることも珍しくありません。

また、春の山は先程述べたように、温暖の差が激しいので、昼間雪が溶けて、路面に水が流れてきます。

そして、夜になって、水が凍ります。

高ボッチ高原へ行く途中。

 

地蔵峠へ行く途中。

 

 

そこを知らずに走ると私のように滑って転びます。

このあと、転びますw

 

 

特に3月下旬~4月上旬は注意しましょう。

 

 

 

⑩その他

・日が暮れるのが早い

山があるので、平地より早く日が沈みます。
日が暮れるとすぐに寒くなります。

・山の天候が変わりやすい

山は上昇気流が起こるため、雲ができやすいのですね。
峠で雨が突然降ることがあります。

・帰るのが嫌になる

楽しいと余計に嫌になります。
もう引越しちゃえ

・「ごしたい」という方言がなんだかわからない。

ツーリングした後に長野県民に「ごしたい」を連呼されることがあります。
そういうときは、意味がわからなくても、「あー、私もごしたい」と同じように言えばOKです。

 

 

どうでしたか?

初めて長野県へ来られる方もそうでない方も、改めて、初心を思い出していただければ幸いです。

とにかく大事なことは「スピードを出さない」です。

 

ではでは~

 

 

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この記事を書いた人

血液型:0型
所在地:信州(長野県)
バイク:Ninja250、クロスカブ
自己紹介:クロスカブに乗るへっぽこ40代ライダー。バイクのことは詳しくないけど、ツーリングが好き。長野県を中心にツーリングに出かけています。ITも好きなへっぽこITエンジニア。個人投資家ダメリーマン。Ninja250でお遍路中にコケるもなんとか11日間で全部回ってみたり、クロスカブで信州から四国までフェリーを乗り継いで1日で行って見たり、ボロボロになりながら、ツーリングライフを楽しんでいます。

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コメント

  1. マサ より:

    情報ありがとうございますm(_ _)m
    松本走りは初めて聞きました‼?
    愛知県は悪名高い、名古屋走り(いきなり割り込み)が超有名ですけど?

    • まのん より:

      コメントありがとうございます。
      たしかに名古屋走りは有名ですね。
      若い頃、名古屋走りに遭い怖い思いをしたことがあります(゚д゚)!
      運転には気をつけたいですね。